資格を土台にした介護と看護の布陣
介護の現場では、資格が仕事の裏づけになる。株式会社アプロヴァーレは応募の条件として、介護福祉士か実務者研修、初任者研修のいずれかの保有を求めている。深夜勤務に入る場合は18歳以上であることという条件も設け、夜間の責任ある業務を担える体制を組んでいる。有資格の介護職と看護師が同じ運営のなかに並ぶことで、生活支援と医療の両輪が回っていく。資格の裏づけがあるからこそ、任される仕事のそれぞれに責任の所在がはっきりし、利用者や家族も誰に何を頼めるのかがわかりやすい。
資格は入口であって終わりではない。無資格から入った人にも会社の規定に沿った資格取得支援を用意し、初任者研修から実務者研修へと段階的に力を伸ばせるようにしている。現場に立ちながら専門性を積み上げていける道が、あらかじめ引かれている。
看護の専門性は、夜勤の求人にもはっきり表れている。守口と茨木の訪問看護ステーションの出張所では、夜勤の看護師が医療処置や療養上のサポート、急変時の対応までを受け持つ。介護と看護の資格者を夜間に配することで、判断を要する場面で専門の手が足りなくなる事態を避けている。
身体介助から医療処置まで、担う仕事の幅
介護職が担うのは、食事や入浴、排泄といった身体介助に加え、居室の清掃やシーツ交換、洗濯、レクリエーションまでの生活支援だ。看護師はここに医療処置や療養上のサポートを重ね、急変時の判断やメンタルケア、ご本人とご家族からの相談対応まで引き受ける。暮らしと医療のあいだにある領域を、専門を分けながらも同じ運営のなかで受け持っている。それぞれの職種が持ち場を守りつつ、境目では手を貸し合う関係ができている。
個人的に感心したのは、夜勤の人員配置が具体的に示されている点だ。夜勤は介護職員2名と看護職員1名で組まれ、夜間の医療的な判断にも看護の目が及ぶ。介護と看護がそろって夜を回す施設は、地域を見渡してもそう多くない。
受け持つ対象は、住宅型有料老人ホームで暮らすご利用者様だ。自立した生活を送りたいという思いに、身体介助と医療の両面から手を添えていく。資格を持つ職員がそろっているからこそ、状態が変わっても支援の幅を狭めずに向き合い続けられる。
同じ運営に医療と福祉が同居する持ち味
訪問介護と訪問看護を別々の事業者に頼むのではなく、同じ運営のもとに置いている点が、株式会社アプロヴァーレの他にはない持ち味だ。日々の介助で拾った変化が看護師にすぐ渡り、必要な処置へと切れ目なくつながる。茨木・守口・東大阪の4施設に、この一体の布陣がそのまま敷かれている。本社は深江橋駅近くの東成区深江北、代表は小田友樹が務め、電話06-4309-7077で相談を受け付けている。営業は平日9時から18時までで、勤務地についても希望や条件に合わせて柔軟に応じている。
拠点には「こもれび」の名がつき、茨木のケアステーションのほか、守口と茨木には訪問看護の出張所が置かれている。街ごとに専門職を配置することで、通う距離を短く保ちながら、有資格者の手が生活圏の内側まで行き渡るようにしている。技術を要する場面ほど、担い手が近くにいることの価値は大きい。技術を持つ人がご利用者様のすぐそばにいるという状態を、拠点の設計そのものでつくり出している。資格を持つ人にとっては、それを評価する待遇と、経験を積みながらもう一段学べる支援の双方がそろう場になっている。


