スポーツを日中活動へ組み込む発想
福祉の日中活動というと、屋内で静かに過ごす姿を思い浮かべる人も少なくありません。株式会社P.your&Peaceは、そこへバスケットボールなどのスポーツを組み込む形をとっています。代表の大貫純平が長年さまざまなスポーツに親しんできた経験と、初級パラスポーツ指導員という資格が、この取り組みを支える背景です。生活介護と並べて運動の時間を設けることで、日中の充実と健康の維持を両立させようとしています。
運動が得意な人には力を発揮する場面が生まれ、そうでない人にも無理のないペースで加われる幅が残されています。参加する人の状態を見ながら内容が組み替えられるため、体力や経験に差があっても同じ時間を共有できます。日々の取り組みの様子は、ブログでも折に触れて紹介されています。
重度の知的障害を避けずに引き受ける
もう一つの独自性は、重度の知的障害がある方の支援を得意としてきた点にあります。言葉での意思疎通が難しい状況でも問題なく相談できると言い切れる背景には、長年の経験の積み重ねがあります。株式会社P.your&Peaceは、対応の難しさから距離を置かず、この領域へ正面から向き合ってきました。
利用の対象は18歳以上で、申し込みには「受給者証」と「サービス等利用計画書」が必要になります。料金は基本的に1割負担となり、世帯の収入に応じて負担上限額が定められています。制度上の条件を満たしたうえで、本人の状態に合わせた日中活動へとつなげていきます。
本人と家族をひと組で捉える支援
支援の対象を本人だけに限らないところにも、この事業所らしさが出ています。日々ケアを担う家族が休息をとれるよう、レスパイトの考え方が支援へ組み込まれています。自宅までの送迎に対応している点も、通所をめぐる家庭の手間を抑える工夫のひとつです。ご本人とご家族がともに安心して日々を積み重ねられる状態を、支援の狙いとして置いています。
拠点は千葉県山武市木原1136-49にあり、落ち着いて過ごせるアットホームな環境として整えられています。障がいのある本人だけでなく、その家族も気兼ねなく足を運べる場所を目指しています。電話080-6525-0210では、平日8時30分から17時30分に相談を受け付けています。
ホームページのブログやコラムでは、日々の活動の様子や、福祉に役立つ情報が発信されています。通う前に事業所の雰囲気や考え方に触れておけるため、初めての家庭も見通しを持ちやすくなります。障害福祉受給者証の利用ガイドなど、手続きの場面で役立つ記事も並んでいます。
資格と経験に裏打ちされた人材
差別化を最終的に支えているのは、人材の層です。代表は保育士や介護福祉士、社会福祉士、知的障害福祉士のほか、強度行動障害支援者養成研修(実践)を修了し、福祉住環境コーディネーター2級も保有しています。2012年から福祉の現場に携わり、社会福祉法人などで幅広い施設の運営と支援を経験してきた経歴が、専門的なケアの土台になっています。正直、これだけの資格と現場経験が一人に重なっている事業所は、そう多くないと感じました。
こうした専門性は、一人ひとりに合わせたプランづくりへ反映されます。本人の課題を見極めたうえで、家族と一緒に方向性を確かめながら支援が進みます。現場で積み上げた経験があるぶん、状況が変わっても落ち着いて対応できます。


