外を歩く、食事を整える——事例が語る関わり
リユニス訪問看護ステーションの施術事例には、屋外歩行のリハビリが記録されています。室内の運動で終わらせず、実際に外へ出て歩く場面まで同行するのは、買い物や通院といった生活の動作へ結びつけるためです。糖尿病食の調理支援では、献立づくりや味つけの工夫まで台所に入り込みます。看護というと処置の場面を思い浮かべがちですが、暮らしの現場に踏み込む関わりが見えてきます。
もう一つの事例が、介護保険認定調査(区分変更)の立ち合いです。区分の見直しは今後受けられる支援に関わる場面で、専門職が同席することで状況を正確に伝えやすくなります。高次脳機能障害のある方への言語リハビリも記録されており、話す・理解する力の回復に向けた関わりまで在宅で扱っています。個人的には、書類の場面から言葉の訓練まで幅がある点が、取材していて印象的でした。
事例を支える多職種の体制
これらの関わりを可能にしているのが、看護師と理学療法士、言語聴覚士がそろうチームです。医療と看護、リハビリをひとまとまりで提供するため、歩行訓練も嚥下訓練も同じ窓口で相談できます。事業者をいくつも掛け持ちせずに済むぶん、情報の行き違いも起きにくくなります。
関わり方を決める前に置いているのが、価値観や暮らしぶりを対話で共有する時間です。何を大切に過ごしたいのかを聞き取り、そこへ医療的な視点を重ねていきます。健康サマリーに考えや状況を書き出し、本人と家族、担当者が同じ情報を見られるように整えるのも、この段階の作業です。
保険で足りない部分を自費で補う
事例の背景には、保険と自費を組み合わせる仕組みがあります。保険の訪問看護には回数や時間の上限があるため、集中して取り組みたい場面では自費の「マイ・リハビリ」が選べます。理学療法士と言語聴覚士による訓練は40分7,000円、延長は20分ごとに3,500円、嚥下評価だけなら5,000円という設定です。看護面を足したいときは「マイ・ナース」があり、20分4,000円から利用できます。
相談から利用までの入り口
保険が使える訪問看護は箕面市・茨木市・豊中市・吹田市・池田市の5市、自費なら大阪府内全域が対象です。介護保険の認定がない方や、1回だけ頼みたい方の相談も受け付けています。営業は平日9時から17時までで、緊急の電話相談は24時間つながります。まずは090-6248-6221へ、気になる事例のことから尋ねてみてください。
拠点は大阪府箕面市小野原東3丁目1番24号のリバーサイドハイツ202号、運営元は株式会社REUNISです。土日祝と年末年始(12/29~1/3)は休みですが、LINEからの相談にも対応しています。事例の詳細は、ホームページの施術事例のページでも確かめられます。


