北九州エリアを包括する発達支援ネットワーク
北九州市小倉北区金鶏町を中心に、戸畑区から若松区まで広範囲の送迎サービスを通じて地域の療育ニーズに応えているトイトイトイグループ。JR南小倉駅から車で6分の利便性を生かし、平日は学校終了後から17時、土曜・祝日・学校休校日は10時から16時(日曜除く)のタイムスケジュールで運営を続けています。0歳から18歳まで切れ目のない発達支援を実現し、複数施設の連携によって未就学期から学齢期への移行もスムーズに行える体制を整備。長年蓄積してきた地域での実績が、新規利用者の安心感につながっています。
働く保護者からは「送迎範囲が広いので引っ越し後も継続利用できた」との声が多く寄せられています。施設間の情報共有により、子どもたちは環境が変わっても馴染みのスタッフと再会できるケースも多いといいます。こうした配慮により、発達特性を持つ子どもたちの心理的負担を軽減している現状があります。
テクノロジー導入による業務効率化の実践
HUGシステムとAIセラピストを活用し、記録作成や関係機関との連携業務をデジタル化することで、従来の手作業中心だった管理体制を一新しました。この技術革新により支援員の事務負担が軽減され、子どもたちとの直接的なやり取りにより多くの時間を確保できています。科学的データに基づく個別支援計画の策定も可能となり、発達状況の把握精度が大幅に向上。結果として全利用者への一貫した支援が実現しています。
正直なところ、これだけ先進的なシステムを導入している療育施設は地域でも珍しく、取材時の印象としては「未来の療育現場」を見ているような感覚でした。スタッフが画面操作に追われることなく、むしろ子どもたちとの会話に集中している光景が印象的です。業務効率化によって生まれた時間的余裕が、支援の質向上に直結していることを実感できます。
スタッフの専門性を引き出す理想的職場環境
代表の髙橋千波氏が推進する7時間勤務体制は、残業を前提としない働き方改革の象徴となっています。保育士や支援員が心身ともに健康な状態を保ちながら専門知識を発揮できるよう、職場内のチームワークと相互支援の文化を徹底。経験豊富なベテランから新人職員まで、それぞれが安心してスキルアップに取り組める組織づくりを実践しています。
職場見学に訪れる求職者の多くが「こんな療育施設で働きたい」と感想を述べるほど、労働環境への評価は高いものがあります。離職率の低さもこの方針の成果を物語っており、長期在籍するスタッフが子どもたちとの信頼関係を深められる好循環が生まれています。
発達段階に応じた個別対応と継続支援
児童発達支援では未就学児への早期介入、放課後等デイサービスでは学齢期の継続的サポートを軸に、一人ひとりの個性と発達特性を重視したオーダーメイドの療育プログラムを展開。多様な年齢の子どもたちが同じ空間で過ごすことで、自然な社会性の発達を促進し、将来の自立に向けた基礎的なコミュニケーション能力を育んでいます。
「年上の子が年下の子の面倒を見る姿を見ていると成長を感じる」という保護者コメントが示すように、異年齢交流の効果は予想以上に大きいようです。


